129人が本棚に入れています
本棚に追加
「だ、だめだよ!何言ってんの?危ないよ!今度はコロンビアなんだよ!ここや、日本とかとは違うんだから!」
「瑠生だって危ないんでしょ?」
「そうだけど、でもだめだよ!ジミーを連れて行けない!」
「なんで?」
「ジミー!あんただって、わかってるでしょ?今までだって、あたしと匠にかかわって、危ない目に遭ってきたよね?今度は守ってくれる匠はいないわ。無事に匠に会えるとも限らないの!あたしじゃ、ジミーを守れないわ!!」
あたしはテーブルをバンッと叩きながら言うと、そこに友達の彩乃がやってきて、
「瑠生に守ってもらうためじゃないの。瑠生を守りたいから行くのよ」
と言い出すと、あたしは驚いて顔を上げて彩乃を見た。
最初のコメントを投稿しよう!