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「彼は…ガードなんだ。系斗さんって言うんだ。匠さんもいるよ。みんな一緒だ。メールでも伝えたけど、瑠生が怪我…」
とジミーが言いかけると、系斗は咳払いを一つして、ギロッとジミーを睨みつけると、ジミーは我に返り、
「と、とりあえず詳しい話は車でね」
と言ってアンジェの肩を抱き寄せて歩き始めると、系斗も2人の後に続いた。系斗は全身の全神経を張り巡らせて、まだ気配を疑っていると、アンジェは不思議そうにちょっと振り向いてそんな系斗を見た。
「ねぇ。ジミー。あの人、ハワイに時々来てたよね。あの顔、見たことある…。いつも白い服着てたよね。白い服着てないと、なんか違和感。匠さんみたい。ジミーは話したことあるの?」
「え?あ…うん。…俺は何回か会ってる。瑠生が信頼してるから、安心だよ」
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