第11章 コロンビア、そして、ハワイへ…

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それから15分ほどで、カイが荷台のあるトラックで現れて、トラックから降りてきて匠と系斗の前に歩いて行くと、 「最後の夜に、ド派手にやってくれたなぁ、匠」 と言うと、匠と系斗は顔を見合わせて苦笑いになった。 「全員殺してないよ。尋問するんだろ?でも、頭に来てたから、どこまで手加減したかわかんねぇ。一つだけのグループじゃなさそうだな」 匠が言うと、カイはふと、倒れている一人の男を見て、 「あいつだけ顔がスゲェ血まみれでボコボコだな?」 と指差して言うと、系斗は頷き、 「瑠生の首を絞め殺そうとしたから、匠がボッコボコにしたんですよ」 と言うと、カイは呆れたように匠を見ると、匠は腕を組んでふんぞり返っていた。 「当たり前だ!殴り殺したかったくらいだ。昔の俺なら間違いなく殺してたぞ」
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