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あたしと匠、アンジェとジミー、そして系斗と彩乃。
あたしたちは、かけがえのない仲間で、家族みたいだ。そして、命をかけて、守ったり守られたりしている。
これからも、その絆は変わったり消えたりなんか、しないよね。
あたしは匠に寄り添い、ダイヤモンドヘッドに沈む夕日を眺めていた。
そして、匠はあたしの腰をグイッと抱き寄せると、あたしはそんな匠の顔を覗き込んだ。
愛してるよ。
そう、耳元で囁いて…。
匠が戻ってきて変わったこと、一つだけ、あった。
匠の口から、「愛してる」って言葉を毎晩寝るとき囁いてくれること。
キスもエッチも嬉しいけれど、言葉で匠の気持ちを聞くと、やっぱり一番嬉しい。
この一年、聞けなかった言葉。
夢にまで見た、匠の「愛してる」。
あたしは、命がけで守る。
これから先も、ずっとね。
完
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