第1章

10/13
前へ
/49ページ
次へ
X『すごいぞ零!』 零『Xさんになったからかもしれないけど今ならコッヴの動きもよく分かる、それに』 ・・ コッヴ「ギャァァァ!!」 投げられたコッヴは激昂、Xに向かって走ってきた。 X「シェア!!」 Xはそのままの状態で右手で手刀を構える。 ・・・ 零『伊達に鍛えてきたわけじゃない!』 ・・・ 居合いのように手刀を左下から右上へ! ズシャン! そのまま怯んだのを見逃さず、今度は左上から降り下ろす! 零、X『「Xクロスチョップ!!」』 白い軌跡を生むチョップを繰り出した! コッヴ「ギシャァアァァ!!?」 コッヴが悲鳴をあげ下がるのと同時にXカラータイマーが点滅 ・・・ X『そろそろ時間か・・・だが今私と君は最大にユナイトしている!!決めるぞ零!』 零『はい!』  零の頭にXの必殺技が伝わってくる。 ・・・ X「フゥゥゥ・・・セェェアァッ!!」 気合いをいれると同時にカラータイマーが黄色く輝く。 それは必殺技の合図だ。 右手を胸に構えて、上へ降り上げる。 左足を後ろに下げると同時に左右の腕を後ろに伸ばして、体勢も後ろ向きに 内部の零も同じように動く。  キュィィィィィン・・・ その間溢れたエネルギーがXの周りを巡る。 そして伸ばした腕を前でクロスさせて・・・放て! 零『少し痛いかもしれないけどごめん な!』 零、X 「『ザナディウム光線!!』」 クロスした腕から放たれた光線はコッヴ直撃、そして コッヴ「ギィュギィァァァ!!?」 ドゴォォォオォォォン!!・・・ 爆発、その後爆発の中心に光が集まる。 ・・・ X『よくやったな零、はじめてでこの成果!素晴らしいじゃないか!!』 零「真面目に鍛えててよかったかも」 リスタ『ともかく今はお疲れさまだ。最後にやることがあるだろう?』 零『うん、いこう』 ・・・ X「シュワッチ!!!」 そして空へと飛び立った。 ・・・ 零「・・・ん?」 目を覚ました零、寝ていたようだ  零「リスタ今何時?」 リスタ『午後6時、眠って3時間といったところだな』 零「そっか『お疲れさま零』!」 デバイスからリスタ以外の声、もう聞き覚えのあるこの声は! X『暫くこのデバイスでお世話になることになった。よろしく頼むぞ零』 零「はい!」 リスタ『さて、零そろそろ覚悟したほうがいいぞ』 零「?闘う覚悟ならしたけど」 リスタ『いや・・・お説教のな』
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加