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『五日前に現れた謎の生命体とその生命体を退治した巨人、以前どちらも不明な点が絶えませんが現在管理局では調査が・・・』
零「もう五日経ちますけどニュースになってますね」
X『幸い被害は少なかったらしいが、不安に思う人が多いのだろう。』
コッヴ襲来から五日、怪獣の襲来もなく平和だった。
零もリビングでニュースを見ていたのだが・・・
リスタ『X、なにか話すことがあるんだろう?』
X『あぁ・・・よっ、と』
零「!!なんですかこれ?」
テーブルの上においたリスタから十一枚のカードが現れ浮かんでいる
X『手に取ってくれ』
零「はい、これ怪獣が描かれてる。こっちはウルトラマン?」
X『あぁ、それはサイバーカードだ。怪獣やウルトラマンのデータをサイバー化してカードにしたもので、恐らくこれからの闘いに必要になる。』
零「これどうやって使うんですか?」
X『それなんだ、私が以前入っていたデバイスならサイバーカードを読み取ったりできたんだが』
零「リスタにはそれがない」
リスタ『となると改造しかないな』
零「でもどうやって?俺そんな知識ないし」
X『正規の手順を踏むとどうなる?』
リスタ『改造自体が禁止だな、特別に許可されたもの以外では違法だ』
デバイスの改造による犯罪防止の為、禁止されているのだ。
現にリスタにも改造防止のためのセーフティーがついている。
零「でもそういった改造とかやってくれる人はいるけど」
リスタ『それもまた違法だし、莫大な金がかかるな。』
零「そんなにお金もないし、参ったな」
X『誰か詳しい事情を話さずに打開策を出してくれそうな人はいないか?』
零「さすがにそんな人は・・・」
リスタ『いるだろう、一人そういった知識を持っていて、話が通じる相手が』
零「あー、でも」
リスタ『丁度彼女も休暇中、聖王協会にいるだろう』
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