第1章

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ゴゴゴゴゴ・・・ スイッチを押したメアネス、その後方で空間が渦を巻くように歪み始める。 『!?なにをした!?』 『なに次元を越えるだけです。』 『無駄だ私を次元の彼方に送ったところですぐに戻ってこれるぞ』 『越えるのは私だ、今度こそあの邪魔物もなく・・・ウルトラマンのいない次元へと跳ぶ。』 『!、まさか貴様!』 『ふふっ、私を野放しすると・・・私が向かう宇宙はどうなるでしょうね?そしてそれを貴方は見過ごすことができますか?』 渦はブラックホールの様に周囲の小惑星を飲み込み始めた。 『卑劣な・・・!』 『誉め言葉です、ではウルトラマンX・・・また会いましょう。』 『待て!!』 メアネスは次元の渦を越えた。 『このまま放っておくわけにはいかないか』 渦はまだ治まらず勢いを増す。 Xは渦をにらみ 『いくぞ!!』 Xもまた次元の渦の中へ・・・ ・・・ところ変わりミッドチルダ 零「流星群?」 コロナ「うん!」 ジャージ姿の男女が公共のトレーニング施設で話をしていた。 コロナ「今日の夜流星群がミッドチルダの近くを通過するんだって!!」 ツインテールの女の子コロナ 零「へー、そういえばニュースで言ってたかも。」 黒髪ショートカットの少年、零 二人は初等科六年生、今夜通過する流星群の話をしていた。 コロナ「コーチが引率してくれて皆で見に行くんだけど・・・よかったら零君も」 零「コーチっていうとノーヴェ姉さんか、うん行きたいな。」 コロナ「ほんと!?」
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