第1章

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零「うん、きっと楽しいからさ・・・それに」 コロナ「?それに?」 零「っ!なんでもない、集合は十時に公園だっけ?」 コロナ「そうだよ、コーチが迎えに来てくれるって。だから零君は」 零「ノーヴェ姉さんと向かうよ。」 コロナ「うん!じゃあまた後でね!」 零「またねー」 そういって更衣室へ向かうコロナに手を振り・・・ため息をひとつ 零「(コロナと星がみたい・・・なんて言えないよな、アハハ)」 『相変わらずへたれだな零は』 零「うぉ!!ビックリした、急に話すなよリスタ」 『それより星を見るなら帰って準備しなければな』 零「うん、帰ろうか。」 零もまた更衣室へ ・・・ 零「ただいま」 ノーヴェ「おう零お帰り、コロナから連絡あったけど行くんだろ?9時半くらいに皆迎えにいくぞ。」 零「うん、とりあえず色々準備するよ」 ・・・零の自室 零「星か」 『あまり興味はないのだろう?』 零「けど皆とみるならきっと楽しいと思うからさ?」 『というより、コロナとだろう?』 零「っ、まぁそれもあるけどさ」 『いつか伝えられたらいいな』 零「・・・そだな」 ・・・ ヴィヴィオ「流星群の時間で何時でしたっけ?」 アインハルト「今から深夜にかけて断続的に流れるようです。」 ノーヴェ「まぁ流石に遅くなりすぎない程度には帰るけどな。」 リオ「楽しみー」 零「お願い事考えないとね」 コロナ「お願い事?」 零「?、こっちにはないのかな?流れ星が流れるまで三回お願い事を言うんだ、そしたら願いが叶うっておまじない」 コロナ「へー!すごいね」 零「でも流れ星って早いから難しいんだよね、それに俺の願い事叶ったし」 コロナ「叶ったの?」 零「うん、家族が欲しいってずっと思ってた。けどそれは結構前に叶った」 零の視線の先にはノーヴェがいた。 コロナ「っ、・・・そ、そっか」 零「コロナの願い事は?」 コロナ「世界平和かな」 零「やっぱりそれが一番だよ。」 ・・・それから数時間後 零「あ、流れた」 コロナ「すごーい!!」
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