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翌日、デバイス専門店
「お待たせしました。」
零「ありがとうございます。あのリスタは?」
「はい、こちらに」
リスタ『すまない零』
零「よかった、何があったんだ?」
リスタ『・・・なにもない、少しダウンしてしまっただけだ』
「故障等の不具合は見られませんでした。ただ一度に多くのデータが入ったせいで過負荷ががかかりダウンしたようですが、なにか心当たりは?」
零「いえ特には」
「内部ストレージにもそのようなデータもみられませんし一体何があったのか申し訳ありませんがこちらでは分かりません。」
零「そうですか・・・」
公園
零「本当になにもないのかリスタ」
リスタ『辺りにあやしな反応なし、話しても大丈夫だな。』
?『あぁすまないなリスタ』
零「・・・ん?」
リスタからリスタ以外の声が聞こえる、心なしか聞き覚えのある声だ。
リスタ『実はな零、昨日の流星群は突如開いたホワイトホールから出てきた宇宙の塵、ただしその塵は別の宇宙から来たものだ。そしてその中に一つ違うものがあった。』
?『それが私だ、そして昨日君に話しかけたのもな』
リスタ『彼は別の宇宙から飛ばされてきた戦士、この宇宙へと飛ばされた際にデータとなった。そしてデバイスの私の中に来た。そろそろ自己紹介をしたらどうだ?』
『そうだな、はじめまして山田零。私はX、ウルトラマンXだ。』
零「う、ウルトラマン?」
X『あぁ、あの夜私の声が聞こえた君に引き寄せられ今リスタの中にいる。そしてこの世界に危機が迫っている。お願いだ零、私と共に戦ってほしい!』
零「う、うぉぉぉぉぉ!!?!ほんとにウルトラマン!!?」
X『え?』
零「えっと、ティガとかってしってますか?あ、ネクサスも」
X『あ、あぁ。二人とも会ったこともあるし、共に戦ったこともあるぞ。』
零「すっげぇぇ!本物だ!」
X『は、話が進まないんだが』
リスタ『すまない、少しだけ待ってやってくれ』
・・・数分後
X『お、落ち着いたか?』
零「あ、ごめんなさい。それでXさんと戦うってどういう?」
X『あぁ、今の私には実体がない。よって今は零と共でないと戦うことができない。』
零「変身するってことですか?」
X『そうだ』
零「けど怪獣も星人もいませんが」
X『今はな、とにかく一度説明させてほしい』
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