第1章

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X『私は君のことをユナイトができるだけで選んだのではない。デバイスの中でリスタから聞いた君は強い心をもった少年だと。それを聞いて私は思った、君しかいないと。』 零「・・・それだけ聞けたら充分です!行きましょう!!」 X『あぁ!これから私達は一心同体だ!』 零とXの姿が重なり、データだったXの姿が実体を得た。 X『イーーッサァーーッ!!』 そのまま飛ぶ!! ・・・ メアネス『ふん、ただのガキではないのですね。まぁいいでしょう。ここまで来たのです。折角なので勝負といきましょう」 ・・・ ズドォン!! コッヴ「ギュゥギィアァァ!!」 X「・・・」 コッヴの前に着陸したウルトラマンX その内部では・・・ 零『うわぁ・・・高い』 零の視角はビルと同じ高さになっていた。 X『高いところは苦手か?』 零『大丈夫です、それよりアイツ完全にこっち向いてますね。』 X『そうだな、だがいけるな?』 零『はい!』 ・・・ X「シェェア!サァァ!!」 コッヴ「ギィァァァ!!」 ティキュン!!ティキュン!! コッヴは頭部から光弾を発射、それを恐れずに前へ走る! X「シェェェァ!!」 Xの蹴りが炸裂、コッヴはたまらず後退する。  そのまま追撃のために間合いを詰める。 コッヴ「ギュィァァアァ!!」 それを阻むためコッヴの両腕の鎌をXに降り下ろす。 しかしXも負けてはいない、そしてなにより今Xが一体化しているのは零 ・・・ 零『さっきまではでかくて怖かった・・・けど同じ大きさの今なら!』 ・・・ X「シェアッ、セヤァ!」 右左と鎌を避けて、左右の鎌の付け根辺りを掴む。 X「ンン~!!・・・シェアッ!サァァァ!!!」 そのままコッヴを投げ飛ばす!!
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