5/31ミニ艶番外編と御知らせ

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私の名を呼び、 後を追うように激しくなる殿の体がーー 限界にまで房を腫らし、 解き放ちたいと荒ぶる雄の印が、 私を欲しいと叫んでいる ーーああ、この瞬間 この瞬間だけは、 その目は私しか映さない 熱く猛る体も、私しか欲しない 私だけのもの……私だけの 涙に濡れる頬が冷たい 私をこんなにしてしまったのは、殿 あなたなのだから だから離さないで…… ずっと傍にいて この腕の中だけが、私の幸福の在処ーー。 〈終〉
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