9人が本棚に入れています
本棚に追加
「フフフフフ…さてさて、私だけで考えてもダメだな…さぁ、隠れていないで出てきなさい。同志たち…フフフフフ…」
すると、これまた閉まっていたはずの襖が
スー…トン
と開く音がし、いろいろな方向からささやき声や唸り声が聞こえてきました。
「俺は爪を剥ぎたい」
「僕は髪の毛がほしいよ」
「私は衣服がほしいわ」
「わしゃ、綺麗な目が気に入った。くりぬいて、わしが使ってやろう。」
などなど…それぞれが好き勝手なことを言っています。
最初のコメントを投稿しよう!