第1章~新学期と双子と俺~

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「はいはい、わかったよ…っつーか、いつまでくっついてんだよ!このクソ兄貴!💢」 「わー、ハルちゃんひど~い…そんな汚い言葉使うなんて…お兄ちゃん、ハルちゃんをそんな子に育てた覚えはないぞ❤」 「育てられた覚えもねーわ!」 「わーん。・゜゜(ノД`)ハルがひどいよ~ナツキ~!!!」 「はいはい、ヨシヨシ♪」 ようやくあきにいが離れてくれた…どうやら、なつにいはあきにいのことが好きみたいだ…(双子だから仕方ないのかもしれないけど) 下からは「こら、ハルー!!いつまで寝てんの!!新学期そうそう遅刻するつもりー!?」と母さんの叫び声が聞こえた。俺は、急いで着替えを始めた。
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