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男と少女は部屋にいた。
「ま…待ってくれ…」
男は目の前にいる少女に言った。
「…待つ?嫌よ。こっちは金もらってんの。仕事なんだから。」
そういうと少女は腰にさしてある刀を鞘から抜く。
「じゃあ…ご苦労様。楽しませてくれてありがと。また楽しませてね。」
ドカッ
「来世でね。」
少女はクスッと笑った。
「サスケ。これ運んどいてね。」
少女は男の首を持ち、風呂敷にそれを包む。
そしてサスケと呼んだ鳥の足の片方にしっかりと結び付ける。
「頼んだわよ。いってらっしゃい。」
サスケはピーッと鳴き、空へ飛び立った。
「もう…夜明けね。」
少女は部屋を後にした。
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