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「りょーちゃんは何で私の後ろを着けてたの?」
「ん、ゆい可愛いから変な人に襲われないため」
「いやいや、私は可愛くないよ普通。それに今の場合りょーちゃんの方が変な人だよ?」
「なっ」
私を守るため?に着けていたりょーちゃんと一緒に歩く帰り道を楽しく思う私は、大分肝が座ってると思う。明らかにさっきまで怪しいストーカーだと思っていた人を隣で歩かせているんだから。
それにしてもりょーちゃんと会うのは久しぶりだなー。りょーちゃんはもう二十歳を越しているだろう。幼馴染みと言っても歳は離れていてもう立派な大人だ。
大きくなったなー、背の差なんて私の頭一つ分ある。顔立ちも凄く男らしくなって___。
凄くかっこよくなってる。
私とりょーちゃんとの歳の差は七歳。
りょーちゃんが十分な大人になっていて当然だ。
時が立つのは早いなとつくづく思う。
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