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「太ったな!?」
「そうか?」
「ビルかと思ったよ!?」
「どんな太り方だよ!太ったって言うより、それはもう巨大化だろ!」
「正義の味方と戦うのか?」
「俺は悪側決定か!」
「じゃあ、悪と戦うのか?」
「いや、こんな普段着で巨大化する正義の味方いないだろ!って、別に巨大化してないからさ!」
「なら、俺の目がおかしくなったってのか!?ちょっと病院行って来る!」
「おい!待て待て待て!」
「放せ!誰かー!助けてー!」
「正義の味方を呼ぶんじゃない!」
「早く俺を病院に行かせてくれ!」
「いやだから、何の病気なんだよ!」
「お前が巨大化して見える病だよ!」
「なんて限定的な病気なんだ!?」
「まあ、嘘はこの辺にしといて、何か食べに行こうぜ!」
「さらっと嘘を告白しやがって!俺の時間を返せ!」
「はい、どうぞ。」
「何、これ?」
「時間を返せって言ったから、返したんだよ。」
「ガムじゃん!」
「お前の好きな鉄パイプ味だぜ!」
「そのガム会社、全員頭おかしいだろ!」
「太ったな!?」
「いや、この不毛な話を始めからやり直したって時間を返した事にはならないからな!」
「ビルかと思ったよ!?」
「え何で続けんの?」
「鉄パイプ食いに行くか!」
「こえーよ!」
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