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「鬼のかく乱って、ナオキさんと同じセリフを言うのね…」
「オヤジと…」
「やっぱり親子ね…血は争えないわ…」
私はベッドで横になったまま、笑う。
ジュン君は戸惑ってる。
「オヤジとボクが同じセリフを…」
「ルックスだけじゃなく、考え方もナオキと同じだってこと…」
「オヤジと…」
ジュン君は絶句する。
「どうしたの…息子が父親と似ていることなんて、当たり前じゃない」
私は言う。
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