-夢-

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  そんなこと、ジュン君は言う子ではなかったから、  「なに、バカなことを言ってんの」  と、私はジュン君のおでこを軽く指で叩いた。  それが逆効果だった。  私に子供扱いされたことにジュン君は頭に来たみたい。  いきなり私を抱きしめると、ジュン君は私に覆いかぶさって来た。  大柄なジュン君に抱きしめられると、小柄な私は抵抗できない。  「…ジュン君、お願いだから、やめて…」  私は抵抗する。  「綾乃さん、オレ、もう我慢できない…」  ジュン君は私を抱きしめたまま、私の顔に自分の顔を近付けてくる。  そして…
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