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そんなこと、ジュン君は言う子ではなかったから、
「なに、バカなことを言ってんの」
と、私はジュン君のおでこを軽く指で叩いた。
それが逆効果だった。
私に子供扱いされたことにジュン君は頭に来たみたい。
いきなり私を抱きしめると、ジュン君は私に覆いかぶさって来た。
大柄なジュン君に抱きしめられると、小柄な私は抵抗できない。
「…ジュン君、お願いだから、やめて…」
私は抵抗する。
「綾乃さん、オレ、もう我慢できない…」
ジュン君は私を抱きしめたまま、私の顔に自分の顔を近付けてくる。
そして…
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