-現実(ナオキ編)-

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  私は相当重症だ。  「鬼のかく乱だね…」  ナオキは言う。  「鬼のかく乱??…ずいぶんひどいことを言うのね…フェミニストとばかり 思っていたけど…」  「男がフェミニストを気取るのは、その女が他人だからさ…身内の前で、フェ ミニストを気取る男はいないよ」  またもナオキに言い負かされた。  ホントに今日は重症だ。  連戦連敗。  
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