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「ほんと、に?」
「ん?」
「本当に凪さんがあたしのことを……?」
「ん。……好きだよ」
「……」
一度拒否されているからか、すぐに信じられなかった言葉をこうやってやさしい瞳で見つめられながら言われると、本当にそうなんだ……と実感がわいてきて、じんっと胸が熱くなった。
「あたしは……」
「ん?」
「あたしは、ずっと凪さんのことが好きです。心変わりなんてするはずないです」
言ってから恥ずかしくなって両頬を両手で覆いながらまた顔を伏せる。
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