◇用語解説

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幻影(ファントム)Ⅳ 種族編:獣族・鬼族 7.獣族 ①神獣 :神そのものか、もしくは神の乗り物である獣たち。神の猛々しい力の象徴と考えられ、邪悪なるものとの戦いにはその力を存分に発揮するだろう。 ②聖獣 :神獣と混同されがちだが、むしろ霊鳥に近い存在である。幻想の世界に生き、多くの人に信仰の対象として崇められてきた。それだけに傷つきやすく、その姿には儚さのイメージが漂っている。 ③魔獣 :長い年月を経て獣が魔と化したものであったり、獣の姿をした神たち。世界各地に様々な形で伝承が残っている。知能は高いものから低いものまでいるが、最低限人間の言葉は理解できる。 ④珍獣 :伝説上、または現代でも解明されない謎の動物たち。さまざまな伝承で語られているが、滑稽な逸話が多い。 ⑤妖獣 :聖獣と対極をなす獣たち。知性そのものは決して低くないが、行動はあくまで自分勝手で貪欲。あらゆる破壊を好み、全てを無に帰そうとするカオスの申し子のような性格である。 8.鬼族 ①鬼女 :冷酷かつ残忍な魔女たち。徹底した破壊をもたらし、一度敵と認めたら、攻撃の手を緩めることはない。人の顔に獣の体を持つ者が多いが、中には美しい者もいる。 ②妖鬼 :極めて戦闘的な鬼たちだが、破壊だけを好むのではない。自分自身を決して見失わず、いかなる場合も自らの怒りの原理に従って行動する。 ③地霊 :母なる大地に根付き、古くから人と共に生きてきた精霊たちである。どっしりとした姿には安定感があり、パワフルな力を秘めている。 ④邪鬼 :元は神や精霊たちであった。しかし、強い欲望がゆえに邪悪なものへと堕としめられた。今となっては彼らの頭の中には復讐と破壊しかなく、自らの欲望に従った行動しか取らない。
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