◇用語解説

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混鏡世界(テスカポリカ)多重混鏡世界(テスカトリポカ)  現実世界と鏡世界の交わった空間。 混鏡世界の発生要因としては、自然に発生する場合と、幻核(コア)と呼ばれる機器により人為的に発生させる場合がある。 通常の自然に発生した混鏡世界は約一時間で自然解除されるが、人為的に発生させた混鏡世界は幻核を解除させるか破壊するまで解除されない。 混鏡世界はどちらの世界でもあり、どちらの世界でもない為、先述した情報検索による移動方法は不可能である。 但し混鏡世界は一定の範囲に展開するものである為、範囲外に出てしまえば、通常通りに行動する事が出来る。 作中の表現でもあるが、混鏡世界を例えるならば、上空から大きな檻が降って来たと思えばいい。 但し稀人(※)のみが行き来出来る檻である。 故に稀人ではない一般人は、混鏡世界の範囲を問わずにそれぞれの世界から隔絶されてしまう(稀人のように行き来不可である)  多重混鏡世界とは、混鏡世界展開中に追加で混鏡世界が展開された状態を指す。 世界の混在割合が変動する為、身体への負担は通常の混鏡世界よりも大きくなる。 多重混鏡世界を解除する為には、混鏡世界同様に幻核の機能を停止するか破壊しなければならない。  モチーフとしては古代メキシコの神である・テスカトリポカである。 名前の意味はナワトル語で「煙る鏡」や「煙を吐く鏡」を意味する。
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