◇用語解説

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幻影(ファントム)Ⅰ 概要編  人間が内に秘める力――潜在能力――を視覚化・神格化した存在。 作中にアリアンロッドの台詞で「人間と私たちは表裏一体の存在なんです」とある様に、もう一つの人格と言ってもいい。 しかし、あくまで幻影と人間を同一視してはおらず、哲学的な観点では全く別であり、思考も感性も違う場合がある。 その定義が成り立っている為に、稀人(※)との契約締結後、幻術(※)や幻装(※)などを扱う事が出来る。  幻影は一般的には知られていない為、それについての研究者も現在に於いて数少ない状況である。  幻影には実体は無いものの可視出来る以上、身体を構成する要素が存在する。 その要素「固有体構造」は中国の五行思想と陰陽説を組合せ、五行思想・陰陽説をそれぞれ合計100%の構成比率で表す。 木:生命の強さ、気体、有機物を示す。 火:温度(寒暖)、物理応力を示す。 土:固体、鉱物、無機物を示す。 金:金属、非物理応力を示す。 水:液体、流体、科学応力を示す。 陰:暗度、重力、無法(心の在り方)を指す。 陽:明度、反重力、遵法(心の在り方)を指す。 幻影の力量は、固有体構造に基礎能力を掛け合わせる事により表される。 また、種族(※)でも分類され、その中で得手不得手も存在する。
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