さん

6/17
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/133ページ
「!?」 背後に気配を感じる。 誰かに付けられているような、見られているような…… 「……」 もしかして、殺人鬼か? もし、そうだとしたら、これはチャンスかもしれない。 俺は咄嗟にそう思って、人気のない道を選び歩く。 しばらく様子を見ながら歩いていると、軽快な足音が聞こえてくる。 「ーっ!?」 後ろから迫り来る刃物と思われる銀色の光り。 俺はそれを上手くかわす。 「っ!?」 相手は俺が避けたのに驚いたようだが、すぐさま二回目の攻撃を仕掛けてくる。 俺はそれもふわりと軽くかわし、相手の腕を狙う。 ,
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!