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「!?」
背後に気配を感じる。
誰かに付けられているような、見られているような……
「……」
もしかして、殺人鬼か?
もし、そうだとしたら、これはチャンスかもしれない。
俺は咄嗟にそう思って、人気のない道を選び歩く。
しばらく様子を見ながら歩いていると、軽快な足音が聞こえてくる。
「ーっ!?」
後ろから迫り来る刃物と思われる銀色の光り。
俺はそれを上手くかわす。
「っ!?」
相手は俺が避けたのに驚いたようだが、すぐさま二回目の攻撃を仕掛けてくる。
俺はそれもふわりと軽くかわし、相手の腕を狙う。
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