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「え、嘘…………だよね?」
「嘘を言ってどうする。本当だ」
僕は、川に近寄り水面を覗き込んだ。
そこに写ったのは、
二重瞼でクリッとした目をした少女だった。
少女はじっと僕を見つめている。
首を傾げると、少女も首を傾げた。
そんな、まさか…………有り得ない!!
困惑の色が少女の顔に浮かんでいく。無論、僕も一緒だ。これは、もう認めるしかあるまい。
「う、嘘ォォォォォォォォォォォォォォ!?」
僕は、異世界に飛ばされ果ては女の子になってしまった。
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