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へぇ、神秘的な種族なんだな。
でも、そう言う種族ならさぞ閉鎖的なんだろうな。
しっかし…………、精霊かぁ。いるんだな、精霊。まぁ、この世界は僕の常識を遥かに逸脱している世界だし、精霊ぐらいいてもおかしくないか。ドラゴンだって居たんだし。
「サオトメ、興味が湧いたとしても奴等の集落には近寄ろうとするなよ。奴等は精霊に対してはかなり友好的だが、大の人族嫌いだ。近付こうものなら瞬く間に八つ裂きされるぞ」
「ヒィィ!?」
恐ろしい。閉鎖的であり尚且つ人族にはかなり攻撃的と。僕はてっきりエルフのような存在かと思ってたけど、危ない種族だったとは。
「他にもそう言った種族っているの?」
「いや、そうはいない。が、人族をよく思っていない種族は少なくはないだろう。表向き友好的にしていたとしても心の中では、恨み骨髄だろうさ。
人族が奴等にしてきた行いを考えれば、別段おかしな事はない」
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