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シアトルでの生活に不安はあったけど、現地のアメリカ人は思っていた以上にフレンドリーで、すぐにうちとけることができて不安はあっという間に解消された。
会社の仕事だけでなく、日々のプライベートの生活にも、少しずつ慣れていった。
僕は、時々近況を写真付きのメールで、彩に連絡した。
すると彩も、三浦での生活の様子を、写真付きのメールで送ってくれた。
彩は、相変わらず楽しそうに写真に写っていて、僕は彩からの写真を見て元気をもらっていた。
僕の職場に「エマ」という25歳で僕と同じ年齢の独身女性がいる。
エマは、シアトルで慣れない生活をしている僕に対して、とても親切にサポートしてくれた。
職場だけでなく、僕の身の回りの世話もしてくれて、僕はエマのおかげで、とても安心して生活を送ることができた。
エマは、三浦にいる彩に何となく似ていて、元気で明るい女性だった。
僕はシアトルでは、日本人1人ぼっちの生活になると思っていたが、エマのおかげで孤独感を味わうことなく、楽しい生活を送ることができた。
僕はエマに、心から感謝した。
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