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シアトルに来て3年が経ち、僕は出向が解除となり、日本に戻る日がやってきた。
僕は、日本に戻ることができる嬉しさと、シアトルの仲間たちとお別れになる悲しさで、複雑な心境になった。
僕は、エマをはじめ、シアトルの仲間たちに心から感謝した。
シアトルの職場の皆に最後のメッセージを伝えるとき、僕は少し涙が出てしまった。
職場の皆は、かわるがわる僕にハグしてくれて、
「ひろ、元気でね!」
「また、シアトルに来て!」
「私たちのこと、忘れないでね!」
と、声をかけてくれた。
エマも、
「日本の彼女のこと、大切にしてね!
そして、幸せな結婚をしてね!」
と声をかけてくれた。
僕は、シアトルの仲間にお別れを告げて、職場を後にした。
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