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さてと、武装解除して
「少年、あなたの名前は?」
「僕はグラン・フォールイスタ。…魔族と竜族のハーフ」
「私は如月雪乃。雪乃でいいわ、私はあなたを殺める気は無いわ」
ハーフの獣っ子(魔族と竜族ハーフ)だもの獣っ子は正義
「でも、僕は魔力が無い」
なるほどそれで虐められて逃げてきて蛮族に襲われていたのね
「それは元々魔力があって生まれる時に母体を守って負担がかからないようにあなた自身が封印したのよ。私はそれを解放できるけど。どうかしら?」
「僕、魔王になれる?」
ま、魔王?復讐とかはさせたくないけれど、やたらと大規模ね
「前魔王様は他種族とか見下してないし平和活動もしていた、だけど現魔王様は世界征服もしなければ平和活動もしない。それなら僕が魔王になって前魔王様になりたい!」
そういう事ね。大規模になり過ぎて焦ったわ
「良い子ね。それなら合格だわ…フラム!グラズ!
今からこの子の魔力を解放するわ手伝って」
「「魔力を食べるなのだ?(なのです)」」
準備も終わったし実行するだけ
「事前注意だけど魔力出し切ったらモヤモヤを纏わせるイメージよ忘れないで」
「う、うん頑張る!」
「魔力、解放!」
掛け声と共に溢れ出す魔力の奔流。結構いやかなりの量ね、まだ10分の1だけど
10分後…
「う、ぐぅう、苦しい…」
「頑張ってあともう少しよ」
10分でやっと5分の4ぐらいだからもう少しかしら
「…今よ!纏わせるイメージをして!」
「はぁぁぁ!………ハァハァ(パタンッ」
「「満腹なのだ?(なのです?)」」
疲れて寝てしまったわね。とりあえず京夜に電話をしないと
「もしもし、京夜?こっちは砂漠に落とされて色々…森の土の中?それはそうと魔族と竜族のハーフを拾って魔力解放したのだけれど魔王になりたいらしくて…大体察したわ丁度いいわね。それではそちらに伝えてもらえるかしら。…えぇ後で(ピッ」
ここから魔界はめんどくさいし電話の発信元辿って転移するかぁ。やばい色々あって疲れて体も雰囲気も素に戻ってるしw
もういいやとりあえず<創造:キャンプ>野宿しよう。そして朝一で行けば大丈夫だろ京夜事だし。ふわぁ~あ寝よ寝よ_(-ω‐」∠)_ スヤァ…
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