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山車の民・・・福井国の北部地域に位置する三国地方に暮らす。その歴史は深く、数百年及ぶ民族の伝統を受け継ぐ歴史ある民族であり、三国祭という伝統行事を重んじている。過去、三国祭とは山車の民の伊那火(いなび)一族を中心に水中花火という豪華絢爛な催しで昼夜とわず、その年の民の安全と自然の恵みへの感謝を祝う祭である。しかし、福井国建国後、その伝統は失われることとなってしまった。山車の民は一族の血を大切にする民族であり、福井国きっての容姿端麗な血を絶やさないよう代々受け継いでいた。しかし当時の初代朝倉国王がその容姿を羨んだ。その後、三国祭と代して三国祀りという福井国による山車狩りが行われ、民は残酷な人体実験によりその容姿を全て失う事となってしまった。その後奪われた容姿を隠すように面を被る山車の民は復讐に燃え、URARAと連携し福井国奪還作戦を企てる。
伊那火茶々(いなびちゃちゃ)・・・ 山車の民の伊那火一族の末裔。山車の民の中で数少ない少女である。福井国によって無惨にも容姿を奪われてしまった山車の民は面をしてても産まれた子供の容姿が化け物じみていることから残酷にも自ら子を殺していた。そんな中、唯一生きることが許された茶々は一族以外の山車の民にもその容姿を秘密としている。幼き頃から茶々を知る長老は自分の身を自分で守らせる為に矢の名手として育て上げた。その腕前は山車の民一であり、十本の矢をほぼ同時に放つスターマインという技を得意とする。
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