0人が本棚に入れています
本棚に追加
帰路
ホテルに戻ってもゆっくりとしている間は無かった。
実は、翌日の帰国便が急なアレンジであったこともあり直航便では無く、ロスアンゼルス経由。
アメリカ国内での乗り換えと言う新たなチャレンジが待ち構えていた。
乗り遅れると日本の日曜日中に帰る事ができず、月曜日からの勤務に支障と言うか、何らかの出社出来ないりゆうを考えなければならず面倒くさい。転職活動で渡米しているなんて気がついていないはずだからだ。
サンフランシスコでの出国手続きは想像していたよりも簡単。
機内保安以外では出て行く人達にそんなに気を使う必要は無いとの合理的な考えによるものなのか。
搭乗して水平飛行になったかと思うと直ぐに着陸の為の降下を開始。
ロスアンゼルスは近かった。
LAXTと呼ばれるロスアンゼルス国際空港は広かった。
ここで乗継の為に時間を潰す間に昨日の事を頭の中で反芻しては、あるかも知れないこの会社での仕事についても想いをはせていた。
ようやく搭乗開始のアナウンス。
いよいよ帰国だ。
最初のコメントを投稿しよう!