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言葉にしなければ事実にならなかったのに…。
「え、えと……」
「覚えてないんですか??
昨日のこと、全て??」
「ぃ、いや……はい……」
苑田さんを呑み屋に呼んだところまでしか……
おずおずとそういうと、少し微笑む苑田さん。
何故笑っているのか分からず、ただただ怖い。
「全く??
ベッドでのあんなことやこんなことも??」
「……(コクン)」
「そう、ですか。
酔っ払ってましたもんね。
まあ、今回は許してあげます。
というか、」
ベッドを下り、俺に歩み寄ってくる。
全裸で。
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