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でも、玲王くんの、あの妖艶な笑みを見る度にゾクゾクして、止められなくなる。
もう、心も身体も彼のモノだ。
「はぁ…」
俺はもう一度ため息をついた後、身体を洗った。
…が、後処理が大変だったのだが。
やっと洗い終わり、脱衣所に出ると、Tシャツが1枚置いてあった。
多分これを着ろ、ということだろう。
下着がないが仕方ない。
俺はそれを着て、リビングへ向かった。
すると、寝室から玲王くんが出てきた。
「あ、Tシャツありがとう」
「いえ。オレ、シャワー浴びてくるので、寛いでてください。
…あ、」
「ん?」
玲王くんがぐっと顔を近づけてくる。
綺麗な顔がアップで映り、どきりとした。
「……可愛いお尻が、丸見えですよ」
「ちょっっ」
Tシャツを引っ張って隠すと、彼はクスクス笑って脱衣所に入って行った。
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