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朝腰の辺りの痛みで目覚めた。
「……ん…」
視界がぼやけていてよく見えない。
ベッドサイドテーブルに手を伸ばすと、何かに触れた。
よかった、俺のメガネだ。
「……え?」
まったく見たことのない景色だった。
そして。
「ん……」
隣で寝返りを打つ大きな身体。
気持ちよさそうな寝顔を俺に向けているその人は……
「……そ、そのだ、さん!?」
な、なんで!?
俺は状況が理解できない。
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