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「こんばんは」
「こんばん、は
いつも遅れてすみません…」
「気にしないでください」
いつの間にか仲良くなった俺と苑田さんは、週に一度は必ず呑みに行く仲になっていた。
苑田さんが予約してくれるお店はいつも美味しくて、オシャレでも少し古い所でも俺は満足だった。
……酔うの早いしね。
お酒が進むと、俺は酔い始めて、酷い状態になる。
「そのらさん~」
「なんですか??」
「うふふ、よんららけれす(呼んだだけです)」
「からかわないでください」
「え~、楽しみましょぉよぉ」
絡み酒とかウザいだけなのに、苑田さんは優しく相手してくれた。
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