第1章

3/4
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
一生懸命説明するが奴らには分かるわけもなく。さらに近づき、槍が陽子を囲む。 「ヒャー、もう、誰か、助けてえーー??????」 咄嗟に陽子は思った。今はないけど、状況が悪くなった時日本人は土下座をする。そうだ、土下座をしてみよう。 いきなり陽子はその場に土下座をして奴らに謝る。 「いきなり驚かせてしまってごめんなさい。私は怪しいものではないので、命だけは助けて下さい。なんでもしますから、お願いします」 何度も頭を下げ丁寧に謝る。 すると奴らは。 「☆%#\○○○□□!」 槍を引っ込めた。 陽子は、やった!謝ったのが良かったみたい。ホッとして笑顔を奴らに見せる。 すると奴らは。 「ウッホ、ウッホ、ウッホ、ウッホ」 飛び跳ねて喜びを現しているみたいだった。 すると1人陽子に近づいてくる。 「☆%#○○△□!」 陽子に着るものを渡す。それは、胸を隠すものと下を隠すものだ。現代で言ったらビキニみたいなものだ。 それを渡され。 「えっ、これに着がえろって」 ものを見せて、自分の鼻を指さす。 奴らは、分かったか分からないのか頷く。 そして、少し離れた所に大きな木があり、そこを指差し、そこで着がえろと言っているようだ。 陽子は洋服を脱ぎ、それに着がえたのである。目の前には大きな洞窟があり、その中を歩いていく陽子。ちゃんと洋服を持って。 少し歩いていくと、急に深みにはまり穴に落ちていく。 「きゃあー、まただあ、現代に戻れますように??」 願いを込めて目をつぶる。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!