1人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
気がつくと資料室で寝ている陽子。それも奴らに渡されたものを着て。
そして誰かが資料室に入ってくる。
「えっと、ここだったよな。資料室は」
ドアを開けると、陽子が倒れているように見えて。
その男性社員は慌てる。
「ちょっと、君、君!大丈夫か?」
陽子の頬を叩き、意識を確かめる。
「ん、いたっ」
「あ、良かった。気がついた?それにしても君の格好、なんか原始人にでも会ってきたみたいな格好だな。SEXYだけどね」
「えっ??わ、私。あのう、今は平成28年ですか?」
「はあ?そうだよ。君面白いね。ここ大丈夫?それよりさ、その格好どうにかしてくれないかな、そんな格好で社内うろうろされたら男ども、興奮しちゃうからさ。よろしくね」
その男性は資料を探して出て行った。
「あー、良かった。ちゃんと現代に戻れた。それにしても、なんだったんだろう?」
と考えながらも洋服を着て、何事もなかったようにフロアに戻る陽子だった。
最初のコメントを投稿しよう!