第1章

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追沢『(まあさっきの異世界云々は冗談としても)』 追沢『(こんな立派な電車に乗っても良いのだろうかとたじろいでしまう)』 追沢『(これ指定席じゃないよね?まあそれなりに金は持ってきてるから電車の指定席くらい払えると思う)』 追沢『(あとちゃんと目的の駅に止まるんだろうか?次の駅も何もなかったみたいに通りすぎてるんだが)』 追沢『(まあ切符代が足りなくなっても金あるから大丈夫ー)』 追沢『……』 追沢『(ただ、本当に異世界に行かなくても、そんな妄想をするくらいなら良いでしょ)』 追沢『(異世界じゃなくても、もしかしたら何十年前のこの町に行くかもしれない)』 追沢『(少しベタだがそれもアリだ)』
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