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え？あの美人が？男の子？
「あ、でも……光の彼女だって。
光と結婚するって……」
光はチッと舌打ちすると
「彼女のフリはしてもらった。
結婚？するわけねー。
男だよあいつ？ありえねーし
からかわれたんだろ。美空」
(うっそ)
あんな美人な男の子だなんて
なんなのよ、一体！！
しかも彼女のフリって何？
なんで私にまで隠すのよ
「ちなみにアイツさー。
ああ見えて女の子大好きだからね？
ただ見た目がアレだから
仕事みたいなもんなんだよ、女装。
初めてお前に会った時も女だったろ？」
完璧に騙されてた。
そう、会社関係の説明会で彩香ちゃんと私は
知り合った。確かに……女性の名刺だったよ。
「う……ん。女性だったよ」
「そうやって、仕事のために女の武器使うんだよ。
まぁ、男だけど。そういうのの請負人。」
(イマイチわからないけど、まぁそういうこと
なのね……)
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