あとがき

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ここで新たな疑問が生まれる。葦原中国は日本の異称なのだろうか?王朝が続いているのに国名を変えるなんてことが本当にあるのだろうか?葦原中国、倭国、扶桑国、日本国はそれぞれ別の国だったのではないだろうか?それらを全て繋げたモノは何であろうか? それこそが万世一系思想。 万世一系は継体天皇まではほぼ確実とされている。だとしたら、万世一系思想を持ち込んだのは継体天皇ということになる。 万世一系思想を持つ者が新しく列島の支配者となった時、何を考えるであろうか?それまでの歴史を万世一系に作り替え、自らもその万世一系の中に嵌め込みますよね? そうしてできたのが古事記(原形)。 そう考えて同じ意見の本を探した。しかし、現代の作家さんの本は的外れなものばかりだった。
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