第1章

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そんな歓迎会も終わり数日が過ぎたある日…私と好雄はおばあちゃんに云われて島を観光する事にした!! 私は…おばあちゃんの了解を得て、好雄が歓迎会で楽しく会話していた女性に案内を頼みたいと申し入れて3人で島の観光に出発した!! 彼女の名前は…シンシアと言い実にエレガントな名前で彼女にピッタリだと思った!! 好雄は…目尻を下げっぱなしで実にだらしがない? あの基地に居る時の好雄の面影も無い!? 好雄にもこんな1面も有るのかと思ったが? 人の事は云えないが? 自分もマリアとの大恋愛を経験して居るので、いまの好雄の昂りは痛い程解る!! シンシアのドライブで私達は各島の港町に寄ながらその地元の料理を堪能して島の雰囲気に慣れ始めた!! シンシアとは…未だ其れほど親しくは無いが? おばあちゃんの言った事には嘘は無いと思った!! 実に親切で良く気が利いて、自分の事は二の次で私達の事を第一に考え行動する姿がいじらしい? 好雄には勿体無いか? 私もつい本音が出たか? 1日で島の観光を終えて家に着くと…夕方の6時過ぎでそろそろ夕食の時間で有った!! 私達は…おばあちゃんに帰宅した事を報告して夕食の席に着いた!! この屋敷は…おばあちゃんの祖父が一代で築いた歴史ある家らしい? 今は…ワイン畑に広大な野菜畑と馬の種付けが主な生活の糧だ!! 全従業員を集めると、実に50人程に成る!! 上下関係無い食事は実に楽しいし理想的な環境だ!! 私も老後はマリアと一緒住みたい位だ!! 私は…冗談でおばあちゃんに将来私とマリアもこの家に住めるかと聞くと、大きな瞳を開けて大歓迎だと云われたが? 満更…嘘では無さそうだ!! 続く…
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