第1章

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おばあちゃんは…話の種にと、古い写真を見せて呉れたが其所には、若か仮し頃のまるで映画の1シーンの用な素敵な男女が写っていた!! おばあちゃんとおじいちゃんと対抗相手のボスの3人が笑顔で写真に収まっていた!! おばあちゃんは…この写真が3人で撮ったたった1枚の写真だと言って窓の遠くを見つめ物思いに耽り私と好雄は静におばあちゃんの執務室を退室した!! 私は…部屋に帰ると日本に国際電話を掛けて先ずは横浜のおばあちゃんにそして基地を守っている譲治に最後にマリアに電話して変わりがないか確認しておばあちゃんに代わり会話をさせた!! 久し振りに孫のマリアの声を聞いておばあちゃんは喜んで呉れた!! 私は…詳しい抗争の経緯を聞いたが? おばあちゃん自身の男達の恋争いであるのが微笑ましくは思ったが? 現実には…人の命が奪われた事には何ら変わらない!? 亡くなった家族には…充分な出来る限りの償いはした津守では要るが、此れで済ませる津守も無い!! この真実をどう日本に帰り横浜のおばあちゃんや基地に残る譲治を初め隊員の皆に話すのか? 命を掛けて日々過ごしている基地の隊員としたら居たたまれない事だ!! 私は…どう説明をすれば納得して貰えるのか? 私は…この島に滞在中に最も適した説明を考えないと日本には帰れないと思った!! そんな私の悩み事を良いことに…好雄は毎日毎晩お気に入りのシンシアとデートを重て要る!! 私は…好雄とシンシアはお似合いのカップルだと心から思い、ある夜好雄の本心を聞いてみた!! すると…シンシアが如何に素晴らしい女性だとか、優しく頭の良い女性で有るとかと延々1時間近くもオノロケを聞かされる事に成った!! 長々と聞かされたが? 結論を聞けば…明日にもプロポーズしたい等とチャカリと白状した!! 私は…好雄にこんな行動的な1面もある事にも驚いたが、又新な好雄を発見した様にも感じた!! シンシアにも好雄には内緒で聞いてみると? 今までのボーイフレンドとは全く違い、こんなに私を虜にした男は居なかったとベタ誉めなのだ!! 続く…
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