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時は○○□△年の日本。人類(スティグマータ)と人外(アルホォント)が共存する世界。
各地に「ギルド」と呼ばれる城が出来て、それぞれで地を治め「国」を作り、彼らに仇なす「怪物(インホォント)」を退治する時代。
勿論大きな国もあれば小さな国もある。
「弱きを助け強きを挫く」という考えの国もあれば、「略奪上等」という考えもあり「方向性(ルール)」は様々である。
それでも「絶対公約(リスレイト)」というものはある。まぁ、次回にしよう。
そんな時代に、1つの小さな国があった。
昔の愛知県である、「レオリード」である。
そこは明日の食事すら危ない、人口僅か200ちょいの国というより村と言った方がしっくりくる国であった。
そこの当主は、垣谷 幸牙 という老人である。
彼には孫が3人いたが、あまり当主の器とは言い難い人物だった。
そこでかつて共に旅をした仲間の息子を、当主に指名した。
それがこの物語の主人公である 橋雪 結翔 であった。
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