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スクーターに乗り、生葬社に戻ってみると、
彼女達は床に眠っていた。
「お帰り、遊部君。結論は出たかな?」
百舌鳥は、給湯室の中から出てきた。
何故、給湯室の中にいたのだ。
百舌鳥の髪が、僅かに乱れていた。
ふと給湯室の中を見ると、
仕立てのいいスーツを着た男性が、手で唇を拭っていた。
男?!!
再度、百舌鳥を見ると、百舌鳥の服も乱れていた。
「……家に帰ります!」
変な世界に、首を突っ込みたくない。
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