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耀「次元がつながったってことは違う次元にも行けるのか?」
「まぁ、可能だね」
耀「なら「ただし」……?」
「つながってるのは君の世界から見たらとても危険なところなんだ、だから向こうに行くのは勧めないよ」
まぁ、日本は平和だからそこから見ればどこも危険なんだろうな
耀「それでも向こうの世界を見てみたい」
「ふむ……本当は危険だから無理にでも諦めさせるのが良いんだろうけど…わかったよ、今回だけだよ?」
耀「やった」
普通ならこんな経験は一度もできないであろうからとても楽しみだ
耀「そうだ、自由に家に帰れるのか?」
学校もあるしな
「非常に言いにくいんだけど……君が異世界に行ったら陽元 耀という存在が無くなるんだよね」
耀「ということは…」
「察しのとおり君は産まれていないことになるんだよ」
異世界に行くか元の世界で今までの暮らしを続けていくかだな……
耀「……まぁ、親とはあまり顔を合わせてないし異世界で新しい人生を始めるのもいいかもしれないな」
「本っ当にいいのかい?」
親とはあまり顔を合わせてないしもともと話すこともそんなに無かったから別に問題は無い
耀「俺は異世界に行く」
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