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オープニング 山田晃平
厚生労働省発行
労働の義務
20歳以上の国民は、必ず何かしらの職に就かなくてはならない。
なお、専業主婦(主夫)、アルバイト、定年退職者も職とする。
これは、島国日の本の国にて、新しく発行された法律。
引きこもりニートが増えすぎたこの国の苦肉の策である。
なお、この法律に違反した者は…………。
違反した者に対しての刑は公開されていない。
ただこの法が設立されてから、国民の死亡率が増えているのは確かだ。
特にニートであったであろう者達の死亡届が殆どだ。
当記者、香月大吾は、この法律について調査していく事にする。
2090年5月4日
毎月切売新聞 香月大吾
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