1人が本棚に入れています
本棚に追加
バイト初日、僕らは、観察員と称する人間に、とある部屋へと連れて来られた。
そして、観察員に、この部屋で暮らせと言われた。それが、鈴木が見つけたバイトの内容だった。
「しかし、殺風景な部屋だよな、窓の一つもない。」
鈴木は、着いて早々、文句を言い始める。
「お前が見つけたバイトだろ。これで生き残れるならいいじゃないか。」
僕は鈴木を宥める。
「それにしてもまさか、もう一つの地球というような星が、見つかったなんてな……」
僕は、まだ信じられないという風に声をだす。
僕たちは、地球とは別の星に来た。これからはここで生活することになる。
最初のコメントを投稿しよう!