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それから何日か経つと、この生活の不自由さが目立ってきた。 施設の外に出られないのだ。 食堂や浴場などの設備はあるが、日の光を浴びることができる場所はなかった。 「なんか、地球で見た夕日とかさ……懐かしいよな……今は外にも出られないんだもん。」 鈴木は、また文句らしきことを言っている。 「僕は地球が懐かしいとは思いたくないね。どうせ帰れないんだし。それより早く食べなよ。冷めちゃうぞ。」 僕は鈴木に注意する。 「食欲湧かないんだよな~今日はベッドで寝てるわ。」 そう言うと鈴木は、料理が残された食器を、片付けに行った。
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