私の体験

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ついに、足音の主が女子トイレの方に入って来たのがわかった。 足音は迷うことなく、確実に近づいて来ている。 どうしてこうなっちゃったんだろう…… どうして私の居場所がわかるの…… 足音は、私が入っている個室の前で止まった。 神様……仏様……誰か……助けて…… 私はぶるぶると震えていた。 「小夜子、帰るわよ。」
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