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それというのも、実際、俺の仕事がかなり忙しかったこと。
そして、再びそれぞれ通勤になったことによって、
ズレた通勤時間に戻ったことが原因。
だから、終電帰りが続く中、
俺は、彼女お手製の夕飯は辞退せざるを得なくなった。
それでも相変わらず彼女は弁当を作ってくれ、
毎朝、顔を合わせて挨拶を交わす。
だが、これが精一杯の接点になってしまった。
そんな日々が続くこと、数日。
とうとう俺は、男にならなければならない週末を
迎えることになるのだが――。
やはり、俺の予想はピタリ。
まぁ早い話が、例によってヘタレ全開の結果となってしまった。
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